古いパソコンにSATA3.0インターフェイスでSSDを接続する方法

遅いパソコン館


SSDを接続しよう

 中古ワークステーション購入後、もう少し性能を上げようと思いSSDSATA3.0接続して搭載してみようかと考えました。

 もともと装着されていたGイーサネットカードやSASハードディスク3基をオークションに出品して、部品を売ったお金とお小遣いでSSDとSATA3.0拡張カードを購入します。

 *SSDはハードディスクのようにディスクを持たないため、データの読み書き込みが速いのが特徴です。

ADATA SSD

SATA3.0でのSSD接続方法

 しかし、SATA3.0の拡張カードを探してもPCI-Express2.0×1(5 Gbps = 500 MB/sec)のカードの商品が多いのです。

 xw8400は、PCI-Express1.1のであるため×1だと、PCI-Express2.0×1のSATA3.0拡張カードを装着してもPCI-Express1.1×1(2.5 Gbps = 250 MB/sec)で転送されSATA3.0(6 Gbps = 600 MB/sec)より低く転送されます。

 接続するSSDは、AS511S3-60GM-C(A-DATA)で、読込速度 = 550 MB/sec、書込速度 = 500 MB/secなので、PCI-Express1.1×2(5 Gbps = 500 MB/sec)以上のSATA3.0拡張カードを接続したいと考えました。

 そこで見つけたのがASUS U3S6拡張カードです。PCI-Express1.1×4の拡張カードです。SATA3.0が2ポート、USB3.0が2ポートあるものです。

 PCI-Expressのバージョン確認方法

ASUS U3S6 ASUS U3S6 SSD 接続方法

SATA3.0でのSSDの転送速度実測値

 USB3.0は500 MB/sec 、SATA3.0は600 MB/secがデータ転送速度の理論値ですが、

 SSDをASUS U3S6拡張カード経由でマザーボードに接続しますので、USB3.0とSATA3.0両規格500 MB/secで転送されます。

 接続するSSDは、AS511S3-60GM-C(A-DATA)で、読込速度 = 550 MB/sec、書込速度 = 500 MB/secが理論値です。

ASUS U3S6の説明

 この接続方法では一番低いデータ速度は、ASUS U3S6の500 MB/sec・AS511S3-60GM-C SSD 500 MB/secです。

 上記のことからデータ転送速度は500 MB/secが理論値です。

SSD HDD SATA3.0接続(SATA6G接続)比較

 実測は、CrystalDiskMark2.2というフリーソフトで測定しました。

 SSD(A-DATA AS511S3-60GM-C)HDD(WesternDigital WD20EARX)をSATA3.0での比較です。

 ランダムアクセスがHDDと比較してSSDが非常に早いのがわかります。SSDの最大転送速度が368.1MB/sでSATA2.0の理論値300MB/sを超えているのでSATA3.0で接続した甲斐があります。

 HDDとSSDは動きの差は体感出きるほど違います。



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